元日の能登半島地震に続き、9月の能登豪雨でも被災した。住まいや仕事の見通しは、今も、立たない。それでも、輪島市の鮓井(すしい)伸和(のぶかず)さん(42)には、前を向く理由が ...
農家の中村健太郎さん(42)一家は地震後に能登を離れた後、家族会議を開き、能登に帰る家族と、新たな地で暮らす家族に分かれた。 地震で珠洲市の自宅は半壊。中村さんは1月中旬、姉が ...
バラを植えたのは、かつて離れがあった場所。チューリップが春を待つのは、元の台所の辺り――。珠洲市の前淑子(しずこ)さん(80)は地震で全壊した自宅の跡地に、花を植えている。
朝日新聞社が12月14、15日に実施した全国世論調査(電話)で、郵便で出す年賀状について今年「何枚くらい出しますか」と尋ねると、「出さない」が57%と半数を超えました。およそ30年前に ...
第103回大会は東京・国立競技場で開幕戦があり、15大会ぶり出場の帝京(東京B)が京都橘に競り勝った。同点に追いつかれた直後の後半35分、速攻からFW宮本が決勝点を決めた。
桜屋敷忠さん(84)とあい子さん(81)の夫婦は地震前、一緒に漁船に乗り、漁をしていた。忠さんの両親は漁中に亡くなっている。万が一の時は一緒に、と思うあい子さんが夫婦での漁を ...
今年の元日、地震で自宅が全壊。着の身着のまま、家族で加賀市の温泉旅館に2次避難をした。輪島に戻るか考えたが、小学校周辺に倒壊家屋が並び、出来る習い事も地震で減っている。4月、和香子さんは5人の子と金沢市のみなし仮設住宅に入居した。輪島の建設会社に勤め ...
「アジア版オリンピック」とも呼ばれ、2026年に愛知県で開かれるアジア大会。地元負担の開催経費は大きく膨らむのが必至で、その姿は東京五輪・パラリンピックや大阪・関西万博とも重なる。選手村の建設を中止したり、審判への食事の提供をやめたり。大会組織委員会 ...
2026年に愛知県で開催予定のアジア大会をめぐり、大会組織委員会が、県と名古屋市など行政が負担する開催経費について、当初の約2.5倍となる1900億円ほどと試算していることがわかった。東京五輪・パラリンピックや大阪・関西万博と同様に、想定よりも多額の ...
イスラエルとイエメンの反政府武装組織フーシとの攻撃の応酬が激しさを増している。AFP通信によると、26日にイスラエル軍がイエメンの首都サヌアなどを空爆。これに対し、28日にはフーシの報復とみられるエルサレムなどへの攻撃があった。両者ともに、攻撃を続け ...
石川県白山市にある高齢者施設の一室で、山岸潔さん(89)は毎晩9時ごろにベッドに入る。目を閉じても、頭はさえたまま。「輪島に戻りたい」と考えはじめ、深夜1、2時まで寝付けない。熟睡できずに日が昇り、朝昼晩の食事以外はテレビを見るなどして過ごす。部屋を ...
能登半島地震から1年になるのを前に、朝日新聞社は石川県の被災者を対象に住まいなどに関する調査を行った。多くの人が地元で暮らし続けることを望んでいた一方、暮らし続けるための課題に「人口減少」を挙げる人が多かった。